Infra-Work-01-OverView
私が考えるインフラエンジニアの役割
- 情報化社会の高度化されたITインフラを支える仕事。
- 過去にはビジネスの安定的な支援であったが、現在に至ってはビジネスの革新を主導する。
1. インフラエンジニアの業務
大きく分けてインフラ設計、インフラ構築、インフラ運営の3段階に分類できる。
インフラ設計
- インフラを作る目的を理解しなければならない。
- 目的を達成するのに必要な機能や性能などを整理する。
- 費用と期間を予測して企画書と設計書を作成する。
- 責任者に決済をする。
インフラ構築
直接する場合もあり、オペレーターや外部の業者に任せる時もある。
機器の運搬と組み立て、装着、設置、設定、動作テスト、負荷テストなどに分類できる。
CE(Customer Engineer):ハードウェア関連の作業
SE(System Engineer):サーバーやストレージ設定
NE(Network Engineer):ネットワーク装置設定
このように分業化することもある。
インフラ運営
2. ITインフラを構成する要素
## ファシリティー
- 建物、施設、設備などを意味
- データセンターとデータセンターを構成するラック、エアコン、発電機、変圧器、消火設備などが含まれる。
## サーバー、ストレージ
- ITサービスを提供するサーバーとデータを大量に保存するストレージ
## ネットワーク
- サーバーとストレージを接続し、インターネットに接続するネットワーク
3. 技術者の観点から見るインフラエンジニア
- 要請された課題に対して技術的な観点から適切な答えを提案し、実践できなければならない。
- 短期間に本質的な解決策を提示できる技術者
- 最新の動向にも精通している必要がある。
サーバハードウェア
- IA(Intel Architecture)サーバーとエンタープライズサーバーの2つが存在
サーバーOS
- Linux、Windows、Unixに集約
ストレージ
- ストレージ仮想化、シーンプロビジョニング、重複除去、スナップショットなど新技術が登場。
- 各技術の長所·短所を把握し、費用対効果の面で適切なストレージを選定
- ネットワークの設計と構築
- TCP/IPにほぼ集約
- ネットワーク機器
- 通信の交換
- ネットワーク機器はメーカーごとに命令体系が異なるため、メーカーごとの命令体系を学習する必要がある。
4. 選定者としてのインフラエンジニア
## システム構成
- どの規模でどのように構成するのか。
## サーバ仕様選定
- CPU、メモリ、ディスク、RAID、NIC、PSUの二重化の必要性、保守年数、保守レベル、拡張性、物理的大きさ及び重量などがある。
## ネットワーク構成
- 保証期間、メーカー、スイッチをいくつ?、収容量、二重化するかどうかなど…
## データベース設計
- RDBMS、必要容量計算、データベーススキーマと物理的なデータ配置決定
## オペレーティングシステム
- システムをどのように監視して運営するのか。
- 障害の発生をシステム感知ツールで感知し、障害発生を感知したときのみ社員が対応する。
- 一次対応はMSP業者に委任し、解決しないときに社員に問題を伝えて段階的に対応
- 別組織で24時間、365日監視運用システムを構築
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